ブログ：猿猴月を取るが台無し

籐製テーブルの下側に白い粉のようなものが溜まっていたので、シロアリの仕業かと思い一瞬青ざめてしまいました。シロアリ駆除は業者を呼んで20年前にやったみたいですが、またかよという気持ちになりました。

ところが調べてみるとシロアリではなくどうもキクイムシの類のようでした。

ほうっておくと床材のフローリング等にも伝染してしまうということなので、廃棄を提案したのですが、どれくらいの価値なのか知りませんが20年前からあるその籐椅子セットのテーブル部分を捨てることが出来ないみたいで、何とか殺虫剤で防除してくれないかと5000円渡されて困っています。

ドリルで木部に穴をあけて殺虫剤を注入するのですが、ドリルもないので買うか借りるかしなければなりません。またその周辺にも散布しておく必要があり、そうすると居間に通常殺虫剤臭が漂ってしまうので、それを考えると買い換えた方がいいと思うのですが何とか説得してみるつもりです。

スーパーに買い物に行くと、賞味期限が近い商品などに、2割や3割程度の割引シールが張られていることがあります。主婦1年目の時は、こうした割引シールの貼られた商品に手を出すことがほとんどありませんでした。安いとはいえ、やはり賞味期限が長い商品の方がいいと思っていたからです。

しかし、主婦10年目となる今は、そうした割引シールの貼られた商品を抵抗なく購入するようになりました。少しでも食費代を安くすることができるのであれば、賞味期限が近かろうが関係ないと思うようになったからです。考えてみれば、賞味期限が近くても品質には何の問題もありません。味は同じです。早めに食べ切ればいいだけのことなのです。

最近では、割引シールの貼られた商品をレジで会計してもらっている時、できる主婦に見えるのではないかと誇らしく思うぐらいになりました。これからもこうした割引商品を上手に利用していきたいです。

お正月にお餅を買ってきて食べてからというもの、主人はすっかりとお餅にハマってしまっているようです。以前ならお餅を焼くための網の上にお餅を置いて、時間をかけてゆっくりと香ばしく焼いていたお餅だったけれど、最近のものは真空パックになっていて、さらには電子レンジでほんの数秒温めるだけで柔らかくなり、手間をかけずに食べることができます。

そのせいもあって、小腹がちょっと空いては黙ってキッチンへ行ってお餅を取り出し、温めて砂糖醤油をつけて食べているようです。さすがに一度に5個、6個と食べていてはすぐになくなってしまいます。そうなると、自分でネットを検索しネットでお餅を取り寄せている始末です。

歯があまりよくないのによく食べれるなと思うけれど、好きなものはなんとしても食べたいという感情からか苦労することなくお餅三昧の日々を続けているようです。この後の体重の変化が気になるところですが、何も言わずに主人の食べるお餅を見つめています。

接客業の長女は平日が休みなので、どうしてもほかの友達と昼間遊ぶ時間がありません。そんなときは母親の私と昼間はランチに行ったり、エステに行ったりして親子で楽しんでいます。長女は生まれた時から保育園に入れ、学童保育、かぎっ子とさびしい思いをたくさんさせてきました。下の二人の兄弟の面倒も見たりして親子の時間も少なかったです。ですから今は、その一緒にいれなかった時間を埋めるようにたくさん一緒に行動しています。ランチは新しいお店を長女がネットで見つけて予約してくれます。エステは二人同時に施術できるお店が少ないのでいつも同じお店を予約しています。楽しい時間であっという間に過ごせて本当に今は充実していますね。長女も時々お金を払ってくれるので成長してくれて感動するときもあります。これからも一緒に過ごしていきたいですね。

私は読書が趣味なのですが、昔から読む本のジャンルはほとんどがミステリーや推理小説ばかりです。なのでこれ以外の本となるとこれまで数えるくらいしか読んだことはなく、またこれからも進んで読むことはないと思っています。

ただ私が本好きなのを知っている友人や親戚と会うと、それぞれ自分が読んでみて良かったものを私に薦めてくれます。

先日も親戚から面白いからと薦められた本があったのですが、そのジャンルというのが私の好みからは外れていました。

でもせっかく貸してくれたのだから読んで簡単な感想くらいは言わないといけないと思い、しぶしぶ読み始めたのです。ところが気がつくとその内容に夢中になってしまい、あっという間に借りた本を読み終わったのでした。

食べ物には食わず嫌いという言葉がありますが、それと同じように読まず嫌いといった感じで、案外読んでみると面白いものですね。